ご挨拶

特別養護老人ホーム グレース堺のありかた

平成12年4月、国の介護保険制度が始まると同時に、特別養護老人ホームグレース堺が事業を開始し、高齢化社会が進行する中、今日の日を迎えることができましたのも、関係者の皆様のご支援のたまものと深く感謝申し上げます。

運営母体である社会福祉法人宏和会は、特養50人(現在80人)、短期入所4人(現在10人)の他に、デイサービスセンター、介護
支援センター、在宅介護支援センター(現在、堺第3地域包括
支援センター)といったサービスを、事業規模を拡大しながら地域の方々に提供してまいりました。

都市部の高齢化が進み、高齢者のみの世帯が増加することで社会的な孤立が増え、疎遠で絆が失われてきています。
堺市の中でも高齢化率のもっとも高い地域のなかで、グレース堺が、地域に密着して介護保険事業をしっかりと行うことにより、高齢者の方々の生活を支えていくことが社会福祉法人としての使命と考え、その事業により10年先、20年先を見据えた経営基盤の強化を計りながら、同時に、地域福祉の拠点として、介護保険サービスではできない地域を支える役割も担っていくことが求められていると考えています。